同窓会館の利用について

鹿児島高専同窓会館 館長 西留 清

 一般社団法人鹿児島工業高等専門学校同窓会は、これまで鹿児島高専が日本一の高専を目指す教育活動に、物心両面から支援を行ってきました。今回の同窓会館の建設により、卒業生・学生・教職員・保護者が連携することにより、更なる支援活動の幅が広がるものと期待しています。今後、㈳鹿児島高専同窓会定款の目的を達成すべく、他の高専に先駆けて前向きに、より良い連携を関係者で模索していきたいと思います。

 同窓会館は会員の研修所としての機能を有する施設として運用されます。同窓会館は学生と卒業生の渚の場として、学生の社会へのアプローチ支援等を行うと共に、関係者の交流の場としても活用したいと思います。そのため、会館の使用申請者は、卒業生だけでなく、教職員や保護者も含めることにしました。また、使用料金の取り扱いについては、振込みを基本とします。その利用の際は、使用者が掃除と後片付け、及び会館の施錠を行っていただくことになります。会館を使用する者は、お客さんとしてではなく、同窓会活動に賛助協力する一員として、責任を持って使用してください。使用者は「来た時よりも美しく」を心掛けて利用することをお願いいたします。

 これからの会館運営にあたっては、予期せぬ困難な問題・課題などに、遭遇することになるかと思いますが、関係者の智恵を拝借し、同窓会館の先駆けとしての道を歩む覚悟であります。